乾いたときの匂いが良いため、私は、外に洗濯物を干すのが大好きです。
ところが、外に洗濯物を干すと、ときどき困った事態が生じてしまいます。
それは「カメムシ」です。
外に干した洗濯物にカメムシがついてくることって、ありますよね。
うっかり触ってしまうと、ひどい悪臭が発生してしまいます。
刺激しないように外に出そうとしても、高確率で失敗するのがつらいところです。
カメムシの臭いは、手や服につくと、なかなか取れません。
石鹸をつけて洗っても、いつまでも臭いが残っていると感じます。
出かけるまえなどに触ってしまうと本当に困りますよね。
あなたも同じように、カメムシの臭いに困ったことがあるのではないでしょうか。
そんなカメムシの臭い、どのようにして取っていますか?
カメムシの、あの嫌な臭いが取れやすくなる方法をいくつか紹介してみます。
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目次
カメムシの臭いを取る方法ベスト3

臭いの主成分となっている「トランス-2-ヘキセナール」は、親油性、揮発性の物質です。
それぞれの言葉の意味は、
親油性…油などに溶けやすい性質
揮発性…液体が気体となって発散する性質
と考えることができます。
親油性…油などに溶けやすい性質
揮発性…液体が気体となって発散する性質
と考えることができます。
つまり、カメムシの臭いは、「水に溶けにくく、油に溶けやすい」という性質を持っています。だから水で手を洗っただけでは臭いが落ちにくいのですね。
そこで、臭いを取る方法としては、以下のようなものがおすすめです。
油を使って臭いを取る方法
うっかり触ってしまい、臭いが皮膚についた場合におすすめの方法です。カメムシの臭いがついた部分に、
・オリーブオイル
・サラダ油
など、油を塗りこんでから石鹸で洗いましょう。
このとき、お湯で洗い流すと、さらに臭いが落ちやすくなります。
食器用洗剤を使って臭いを取る方法
食器用洗剤には、普通の石鹸よりも「界面活性剤」というものが多く含まれています。この界面活性剤は洗浄力が高いのが特徴です。
そこで、頑固な油汚れのようなカメムシの臭いも取れやすくなります。
「うっかり靴で踏んでしまった!」という場合も洗える靴であれば臭いは取れます。
界面活性剤の含まれた洗剤に漬け置いてから擦り洗いしてみてください。
ドライヤーを使って臭いを取る方法
油や食器用洗剤を使えないものに臭いがついたらドライヤーを使うのもおすすめです。カメムシの臭いは揮発性なので、熱を加えることで消すことが可能です。
すぐに洗えない衣類などについた場合はドライヤーの熱をあててみましょう。
時間がある場合は、天日干しするという方法でも臭いを落とすことができます。
カメムシが臭いを出す理由を知っておきましょう!

カメムシというのは、カメムシ科などの陸生昆虫の総称です。
・アカギカメムシ
・クサギカメムシ
・ホオズキカメムシ
・オオクモヘリカメムシ
・ホソヘリカメムシ
など、いろいろなカメムシがいます。
基本的には、尖った三角の頭を持ち、悪臭を放つのが特徴です。
あのカメムシが放つ独特の臭い、本当に嫌なものですよね。
言葉ではちょっと表現しづらい臭いがします。
パクチーのような青臭い臭いだという人もいます。
カメムシの種類によっても微妙に臭いは異なります。
学者さんの中には、臭いで種類を判別できるかたもいるのだそうです!
カメムシの産卵時期は、4月から7月ころ、そして寿命は5~10か月となっています。
厄介なことに、カメムシの中には、秋に発生して集団で越冬する種類があります。
その越冬場所に「家」が選ばれてしまうと大変です。
住んでいる人は、頻繁にカメムシの被害に悩まされることになってしまいます。
このカメムシは増えやすいのも特徴です。
なぜなら一度に10~100個の卵を産むからです。
もちろん卵も種類により違いがあるため見分けるのは難しいかもしれません。
しかし、庭や家などで卵を見つけたら、なるべく早く取り除いておくのがおすすめです。
このカメムシは、腹部にある「臭線」という場所から悪臭を伴う分泌液を飛ばします。
分泌液にはアルデヒドや酢酸などが含まれており、臭いの主成分は、『トランス-2-ヘキセナール』となります。
この臭いは、敵からの攻撃に対する防御などに使われます。
そのため、触ることで悪臭がする仕組みになっています。
私がカメムシに触ってしまうのは、外に干した洗濯物を畳んでいるときが多いです。
そのため気付いたころにはもう臭いが手や服についてしまっています。
攻撃したくて触るわけではないのですが、こればかりは仕方ありませんね。
朝で時間がないときなどは、本当に嫌なものですよね。
カメムシが付いたわけじゃないのに、洗濯物が洗っても臭いってことありますよね。
生乾きみたいなイヤ~なにおいがこびりついていると悲しくなります。
⇒洗っても洗濯物の臭いが取れないときのスッキリ対策です!
生乾きみたいなイヤ~なにおいがこびりついていると悲しくなります。
⇒洗っても洗濯物の臭いが取れないときのスッキリ対策です!
さいごに
石鹸で洗っただけでは取れにくい、カメムシの臭い…洗っても、いつまでも臭いが気になってしまいますよね。
そこで、もし触ってしまって「臭いを落としたい」というときは、
・油を使う
・食器用洗剤を使う
・ドライヤーを使う
をぜひ試してみてください。・食器用洗剤を使う
・ドライヤーを使う
石鹸だけで洗うよりも、すっきりと臭いを取ることができますよ。