子どもが生まれて最初の難関とも言える授乳。
初めてのことで親子ともになかなかうまくいかず、
あなたも授乳に悪戦苦闘していませんか?
私は抱き方がわからず、子どももどう口にくわえていいかわからず、
汗をかきながら授乳した記憶があります。
母乳量も安定せず苦労した授乳期間でした。
それでも、3ヶ月もすれば、親も子も慣れてきてホッと出来る時期が訪れるのですが、
そんなこともつかの間、母乳を飲まなくなるという問題に直面するお母さんは数多くいます。
やっと安定してきたのにと、ガックリしてしまいます。
そして、飲んでくれないことにアタフタしてしまうのです。
離乳食がまだのこの時期は、母乳を飲んでくれないと心配になりますよね。
最初は飲んでいたのに、生後3ヶ月頃になって突然飲まなくなった赤ちゃんには、どう対処したらいいのでしょうか。
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目次
3ヶ月の赤ちゃんがどうして突然母乳を飲まなくなるのか?

生後3ヶ月頃から飲まなくなってしまうというのも、赤ちゃんなりにいくつかの理由があります。その理由を見ていきましょう。
周りが気になる
だいぶ色々なことが気になり始める時期です。テレビの音やドアの音、人の声等が聞こえると、乳首を離してキョロキョロしてしまい、
飲むことに集中出来なくなってしまうのです。
これも成長の一つと言えど、本当にやっかいです。
いつも静かな場所で授乳できるとは限りませんからね。
特に上の子がいると、静かになんて不可能です!
急いでいる時でも、上の子が喋る度に乳首を離してそちらを見るのですから、イライラして仕方がなかった覚えがあります。
お腹がいっぱい
お腹がいっぱいだから飲まないなんて当たり前のことですよね。でも、前の授乳から考えるとそろそろお腹が空く頃だからと思っていませんか?
赤ちゃんも成長しています。
どんどん1回に飲む量は増えるので、いつまでも同じ間隔で欲しがるということはないのです。いつも通りであっても、もしかしたらお腹が空いていないということもあるかもしれません。
姿勢が悪い
一人目の子に多いのですが、生まれてすぐの頃に四苦八苦しながらやっと慣れた抱き方も、大きくなれば少し不都合が出てくることもあります。
姿勢が悪くて飲みにくいのかもしれませんよ。
ちょうど私も3ヶ月くらいの頃に、授乳の抱き方がわからなくなって「今更?」と思ったことがありました。でも、成長しているのですから、今更ということはないのですよね。
どんどん成長する度に変わっていくのです。
母乳の出すぎや不足
赤ちゃんの吸う力が強くなり、母乳がどんどん出てしまった結果、口の中であふれて飲みにくいということがあります。
よくむせるなーと思ったら、母乳が出すぎているのかもしれません。
また、あまり母乳が出ていないと赤ちゃんも吸うのをやめてしまいますよね。
味が悪い
母乳はお母さんの血液から作られています。関係性がないという説もありますが、私はお母さんが食べたもので母乳の味が変わると思っています。現に、甘いものや油ものを食べた後はあまり飲まなかったりしたことがありました。
また、乳腺炎の直前直後も飲まなくなると言われています。
この時も、味が変わってしまうと言われています。
不安感やトラウマ
赤ちゃんも嫌という感情はあります。もし、授乳中に怖いことがあったら、それがトラウマになって飲むのをやめてしまうこともあるのです。
例えば、授乳中に上の子を叱って大きな声を出してしまったら・・。
授乳中にお母さんがビックリすることがあって大きな声が聞こえてきたら・・。
赤ちゃんにとって、授乳している時に怖いことがあった、ビックリすることがあったという記憶から、不安に思ったりトラウマとして残ってしまいます。
体調が悪い
体調が悪ければ、飲まないのも当たり前です。鼻がつまっていたら、飲みにくいですよね。
もし、口の中になにか出来ていて痛かったりしても飲みません。
熱がなければ、そこまで体調が悪いと思わないかもしれませんが、赤ちゃんは飲みにくいと感じたら、飲むことを止めてしまうこともあるのです。
母乳を飲まない赤ちゃんにどう対処したらいい?

赤ちゃんなりにきちんと理由があって飲まなくなるわけですね。
しかし、そのままというわけにもいきません。飲んでくれない赤ちゃん、どう対処したらいいでしょう。
授乳のタイミングを図る
赤ちゃんは、眠くなると口が寂しくなる傾向にあります。眠そうな時や寝起きなどを狙って授乳しましょう。
寝ぼけている間に飲んでもらうのです。
夜の授乳は比較的うまくいっていたので、私もこの方法で乗り切りました。
眠いと、寝付くまで吸っていたりしたので、たっぷり飲んでくれて助かりましたよ。
静かなところで授乳するともっといいですね。
時間を置いてみよう
まだお腹が空いていない、飲みたい気分ではないなんてこともあります。しつこくチャレンジせず、時間を置いてから再度授乳するようにしましょう。
泣いていないということは、今必要はないということかもしれませんよ。
抱き方を変えてみる
抱き方を変えれば、赤ちゃんの気分も変わります。姿勢が悪いと飲みにくいので、しっかり口にくわえさせることと、
頭から体がまっすぐになっているかどうかを確認しましょう。
また、色々な抱き方をすることで、まんべんなく母乳を飲むことが出来るので、乳腺炎になりにくくもなります。
水分をしっかりとる
成長とともに、飲む量も増えます。水分をしっかりとりましょう。
私は、授乳の直前と直後に水分補給するようにしていました。
母乳が足りないと感じた時に、水分をしっかり摂るようにしたら出るようになったので、ぜひ試してみてくださいね。
ストレスの軽減
ストレスがたまると、母乳も出なくなります。しっかり休んで気分転換をしましょう。
旦那さんに相談してみるといいですね。
少しだけ搾乳する
母乳の出始めは、勢いがありすぎることもあるので、手で軽く絞って、勢いが落ち着いてから飲ませると、口の中であふれてしまうことはなくなりますよ。食生活に気を付ける
甘いものや油ものやカフェイン等は、母乳に影響があるかもしれません。偏った食生活はしないようにしましょう。
しかし、私は食べるものにはずいぶん気を使って過ごしていましたが、あまりやりすぎてもストレスになるので、ほどほどでいいのではないかと思ます。
育児は自分の時間もなく大変ですから、もし食べることでストレスが少なくなるのであれば、たまには自分を許してあげましょう。
さいごに
急に母乳を飲んでくれなくなると、どうしていいかわからなくなってしまいますが、生後3ヶ月頃にはよくあることだということを知っておきましょう。
慌てる必要はありません。
赤ちゃんが成長したということがほとんどです。
飲まない理由は色々ありますが、慌てずこちらも色々試してみましょう。
体重が増えているかと、おしっこの量が減っていないか、この2つだけ気を付けておけば大丈夫です。もし、その2点のどちらかが見られる場合は、病院で相談してみましょう。
もう授乳をしていない今となっては、懐かしい限りです。
少ししかない授乳時間を親子で楽しく過ごせたらいいですね。
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コメント
初めまして、こんばんは。
突然母乳を飲まなくなるという事があるのですね。
赤ちゃんの時は、些細な変化が気になりますよね。
応援ポチ。また、応援にお伺いさせて頂きます。
メグ様
ご訪問いただきましてありがとうございます。
また、応援もありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いします。