七月七日の「七夕」と言えば色とりどりの七夕飾りや願い事を書いた短冊を
笹の葉に結びつける日本人に馴染み深い伝統行事ですよね。
この笹の葉に飾る「七夕飾り」
実は一つ一つに大切な由来や意味があるんです。
子どもたちと一緒に「七夕飾り」を折りながらその意味についても考えてみませんか?
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目次
折り紙で作る!人気の七夕飾りランキング

それでは簡単に折れる子どもに人気の「七夕飾り」をご紹介します。
1位 七夕飾りの網飾り(あみかざり)
⇒図解入りの折り方はこちら- 折り紙を半分に折ります。
- 更にその半分に折ると細長い四角形ができます。
- 長い辺の一方から垂直にハサミをいれます。
- 1cm間隔で順に切っていきます。最後は切り取らず5mmほど残してください。
- 反対の方向からも先程切った間の部分を順に切っていきます。
こちらも最後まで切り取らず5mmほど残してください。 - 全部切れたら広げてできあがりです。
2位 七夕飾りのちょうちん
⇒図解入りの折り方はこちら- 折り紙を縦半分に折ります。
- 山折になった部分から1cm間隔でハサミをいれていきます。
最後まで切り取らず1cmほど残してください。 - 折り紙を広げて左右をのりで貼ったらできあがりです。
3位 七夕飾りのひしがたつづり
⇒図解の作り方はこちら- 縦半分に折って折り目をつけます。
- 続いて、横半分に折って折り目をつけます。
- 折り目にそってハサミで切ります。
- 様々な色の折り紙をのりで貼り付ければ完成です。
七夕飾りの由来と意味を子どもに教えてあげましょう

あなたもご存知の通り、伝わった「七夕伝説」はとてもドラマティックな物語ですよね♡
「天の川」の西岸に住む、機織り(はたおり)の「織姫」と東岸に住む牛使いの「彦星」が織姫の父にあたる「天帝」のすすめで結婚しました。
ところが二人はとても仲睦まじいあまり、働き者であったはずが全く働かなくなってしまいました。それに怒った天帝が「天の川」を隔てて二人を引き裂いてしまったのです。
離れ離れになった二人は悲しみに打ちひしがれ、以前にも増して働かなくなってしまいました。
そこで天帝は仕事を一生懸命することを条件に、年に1度だけ七月七日の夜に
「織姫」と「彦星」の再会を許すことにしました。
ところが二人はとても仲睦まじいあまり、働き者であったはずが全く働かなくなってしまいました。それに怒った天帝が「天の川」を隔てて二人を引き裂いてしまったのです。
離れ離れになった二人は悲しみに打ちひしがれ、以前にも増して働かなくなってしまいました。
そこで天帝は仕事を一生懸命することを条件に、年に1度だけ七月七日の夜に
「織姫」と「彦星」の再会を許すことにしました。
この「七夕伝説」が伝わったと言われる平安時代には、
中国の影響から「五色の糸」を夜空の星にお供えする習慣があったそうです。
その後、室町時代には「願い事」をする習慣が生まれました。
それに伴い短冊に書いた「願い事」や「和歌」をお供えするようになりました。
江戸時代からは、現在にも続く「七夕飾り」が生まれました。
折り紙などで簡単にできる「七夕飾り」ですが昔の人々はその一つ一つに様々な意味を込めて作っていたそうです。
例えば
■千羽鶴
長寿を願う。家族が長生きできますように。
■網飾り(あみかざり)
豊魚、大漁を願う。
■紙衣(かみこ)
女の子の裁縫が上手くなりますように。
■巾着(きんちゃく)
お金が貯まりますように。
■屑籠(くずかご)
整理整頓。物を大事にできますように。
■短冊
学問、芸事が上達しますように。
簡単にできる「七夕飾り」ですが、その意味を考えながら飾り付けすると色々なご利益がありそうですね^^
まとめ
小さなお子さんには作るのがまだまだ難しい「七夕飾り」もありますが、お母さんと一緒に作るだけで喜んでくれそうですね。
笹や短冊、七夕飾りは「七夕」が終わると神社でお焚きあげしてもらったり
地域によっては川に流すなどして処分してしまうそうです。
中には思い入れが強く記念に取っておかれる方もいるようですが
お子さんの成長とともに写真に撮って心の中に残しておくといいかも知れませんね♪
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