旅行雑誌で見かけました。
白壁土蔵の脇を流れる小さな川と、その川を泳ぐ色とりどりの鯉。
白壁の白と鯉のコントラストが実に見事で、長い間
憧れの場所でした。
旅行でそぞろ歩きを楽しむのなら最適の場所です。
ど迫力はありませんし、きらびやかでもありません。
でも、旅情をかきたてられる不思議な光景です。
そこが、高山の奥座敷と称され、
飛騨に残るもう一つの古い町並みとして知られる飛騨古川です。
こじんまりと趣きある町並みは散策にぴったりです。
白壁土蔵のすぐ脇を1,000匹余りの色とりどりの鯉が泳ぐ瀬戸川は、
落ち着いた風情と、情緒豊かな景観です。
私は、白壁土蔵と鯉、これだけを見るために飛騨古川まで行きました^^
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目次
白壁土蔵と鯉の風景
飛騨古川の情報を収集せずに、白壁土蔵と鯉だけを見たさに出かけました。
とにかく見たいと・・・

これですよ、これ!

鯉は本当にいっぱいです

エサもやれるんです

妻が童心に返っています

鯉さんや~

何回でも訪れたいところです
鯉さんは引越しするんですって!知らなかった。
実は、白壁土蔵の脇の小川(瀬戸川)ですが、冬場(12月上旬~翌年3月末)は、
屋根の雪などに降り積もった雪を流すための川として機能させるために、鯉は近くの池へ引越しさせられ越冬するようです。
その後、春になると1,000匹あまりの鯉は、地元ボランティアの協力で住み慣れた瀬戸川に里帰りするそうです。
私は新潟生まれですので、よくわかります。
冬場になると、側溝は雪を落として流すために利用されていました。
白壁土蔵の近くのお食事処です
本当に何にも調べていかなかったのですが、
美味しそうな店に入ってみました。
『味処古川』さんです。店名からして美味しそうですよね。

奮発(!?)して、飛騨牛の朴葉焼(ほうばやき)を頼みました。
飛騨地方でお泊りすると、朝食ではよく朴葉味噌が出てきますよね。
あれは、味噌だけを焼いたものですがなかなかに乙なものです。
ご飯がすすむ君です。
ここ最近は、朴葉焼きでも、飛騨牛と味噌の組み合わせが
増えてきたなぁという印象です。
ま、私が頼んだ飛騨牛の朴葉焼ですが、半分は妻に
取られたのですが^^

妻は山菜ラーメンだったような・・・
『ひだコロッケ』は飛騨牛入りのコロッケです

『ひだころっけ』さんは、白壁土蔵群のすぐそばです。
味処古川で食べてすぐに、『ひだコロッケ』を見つけました。
飛騨牛コロッケはそこらじゅうで食べたつもりですが、
ここ飛騨古川の『ひだコロッケ』を超える味には
後にも先にも出会ったことがありません。
とんでもなく美味しいですから、ぜひ味わってみてください。
2個め食べようとしたら、妻にとめられました^^
余裕で3個くらいはいけそうでしたが。
ホテルでの夕飯を楽しみにしていたので、1個にしておいて正解!!
日本の文化・風情を感じたい方は三嶋和ろうそく店へ
和ろうそくって、おそらく誰しも見たことがあると思います。でも、製作の様子を直に見ることができて、職人さん(大将?)と
お話ししながら見学できるところって初めてでした。
いっぱいお酒飲む人もたしなむ程度の人も『渡辺酒造店』へ
私も妻もお酒が好きです。それで、引き込まれるように『渡辺酒造店』へ立ち寄りました。
白壁土蔵のすぐ近くなんです。
私らが行ったときは試飲させていただきました。
私は運転手でしたので、妻だけでしたが^^
飛騨古川の銘酒「蓬莱」を妻がいたく気に入ったようです。
妻の実家に2本、私らも2本(原酒と純米酒)購入しました。
旅先で地元のお酒見ると、財布のひもがゆるゆるに
なってしまいます。
さいごに

見事な杉玉です
飛騨地方というと、どうしても飛騨高山をメインにしてしまいます。
私も飛騨高山には数えきれないくらい行っています。
飛騨高山の古い町並み『上三之町』は何度訪れても飽きることがありません。
他にも観光スポットが盛りだくさんですし、美味しいものも
山のようにありますから。
でも、観光客に邪魔されずに(私も観光客ですが)、静かに
古い町並みを散策し、郷愁にどっぷり浸りたいのなら
飛騨古川は断然おすすめです。
町の規模は飛騨高山には劣るかもしれませんが、
飛騨古川を丹念に歩けば、宝物にたくさん
巡り合えるはずです。
飛騨古川であなただけのオリジナル散策ルートを
発見するもの楽しいと思います。