年1回は必ず行くカニ旅行です。
もっとも、年1回だけで終わることが多いのですが(^^;)
今回は早めに12月の丹後半島に行ってきました。
2月頃のカニ旅行を考えたのですが、土日となると、
行ってみたい有名ホテルや旅館は軒並み満室!
1月や3月で検索しても空きがほぼない状態です。
仕方なく12月でなんとか予約できました。
泊まったところは、ペットと泊まれてカニフルコースもいただける
『水辺のホテル 小さな白い花』です。初めてのお宿でした。
ペットと泊まれるのですが、愛犬は家の近所のペットホテルでお留守番
してもらいました。車ではなく、電車旅行にしたからです。
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目次
丹鉄は特急でも車内販売がないので要注意です。
JR山陰線の福知山駅から先の丹後半島周辺は、京都丹後鉄道株式会社が列車の運行を取り仕切っています。丹鉄という愛称で知られています。

京都駅12:25発のはしだて5号で網野町まで向かいます。
ちょうど、お昼時の発車でしたので、駅弁を買うことにしていました。
お茶は車内販売で買えばいいかな、と思っていたのですが、
構内アナウンスで『車内販売はしませんよ~』・・・
ヴぇ~ウソやん!と、あわててお茶を買い足して電車に乗り込みました。
丹鉄の列車といえども、JR線を走るのに、車内販売がないなんて。
関西の私鉄の特急ならわかるのですが、まさかJR線を走る特急で
車内販売がないのは意外でした。

また、当然のことですが、JR西日本の列車になりますから
車内全面禁煙です。喫煙所はもちろんありません。
目的地の丹鉄「網野」まで2時間30分の禁煙旅です!
喫煙者の私にはこれは辛かった・・・

ウッディーな車内はきれいですよ。
また、いつも車旅なので、ジ~ッと2時間半も座っているというのが
とても苦痛でした。

車ならトイレ休憩なんかで適当に歩きますし、喫煙もできます。

天の橋立付近です。もうちょっとだ~!
タメ息とイライラが頂点に達する頃にようやく丹鉄の「網野」に
到着しました。

バイバイ、ありがとう。



この雪だ!電車で正解
丹鉄「網野」で『小さな白い花』の方が待っていてくれました。
そう、車でお迎えにきていただきました。
あらかじめ電話での予約が必要になりますので、注意してください。
「網野」から『小さな白い花』までは車で10分ほどです。
宿に着いたら温泉ですよね^^
宿に着いていつもの儀式は『取りあえずビール!』です。食事のときに飲んだらええやんって思うのですが、
到着したホッと感を味わうためにビール飲んでいます^^
そして、おもむろに温泉へGO!!

『小さな白い花』の1階裏手から、屋根のある通路を通って
温泉に向かいます。
お宿から徒歩1分です。
なお、1階裏手を出たすぐのところに喫煙所がありました。
でも寒い・・・
また、極寒のときに備えてでしょうか。お客さんが羽織る
ダウンと防寒ブーツが置いてありました。
温泉棟までちょっとありますので、冷えるんでしょうね。
ちなみに、『小さな白い花』では、浴衣ではなく、
作務衣が部屋着になっています。乙なものですよ^^

温泉棟の入り口

夕日ヶ浦温泉なんですね。
泉質でちょっと残念なのは、特徴が感じられないことです。
例えば、ヌルヌルの美容液とかそんな感じはありませんでした。
普通のお湯です。
ま、そこは清潔さと露天風呂で十分にカバーできていますが。

洗い場は3人分あります。

露天風呂

露天風呂からは京都府最大の淡水湖『離湖』が一望

露天風呂の定番風景

部屋からタオルを持っていったのですが、風呂場には
フェイスタオルもバスタオルもそろっていました。
それって、説明してほしかった。
この手の些細なことは泊り客には結構重要事項です。

風呂場のバスタオルの山

お風呂場は清潔感にあふれています。
お部屋の風景は?

『離湖』がすぐそばに!

きれい

入って左が離湖の見える座敷、右がベッド

ベッドです。

もちろん、テレビも。
館内風景もちょっとご紹介

2階にある喫煙所


でも、会議室というよりは、やっぱり披露宴かな?
お庭での結婚式のアトにイタリアンで披露宴ってオシャレですよね。
⇒『小さな白い花』のガーデンウエディング公式サイト
お待ちかねのカニフルコースです。
イタリアンのカニフルコースに舞い上がり、妻は作務衣の袖にグラスを引っ掛けて割ってしまうし、
私はグラスのワインを倒してしまいました(^^;)
『小さな白い花』の方はニコニコして、後片付けして
くださいましたが、私でしたら「チッ!」と舌打ちして
しまいそうな場面でした。
アトから思うと冷や汗ものの場面でしたが、その時は
厚顔無恥のド厚かましい客だったと思います。



料理が出てきたらすぐに食べ始めるので
じっくりとカメラに撮ることが困難でした(^^;)
ひたすら食べることで精一杯です。

赤いのはワインをこぼしたアト
-
- お造り カニ刺し
どちらも結構食べ応えがあります。
もちろん、超新鮮で濃厚です。
わさび醤油以外にカルパッチョ風のタレと
琴引浜産のお塩が添えられていました。
娘はカルパッチョ風のタレをたっぷり!
私はお造りにお塩をちょっと。
お造りにお塩っていいですよね^^
- お造り カニ刺し
-
- カニのボイル
小ぶりですが、それでいいんです。
アトの料理が続きませんから。
よくボイルガニをど~んとそのまま
出すところが多いですが、『小さな白い花』では
甲羅部分もきれいに剥いて出されていました。
足の部分にも適度な切れ込みが入っていて
食べやすかったですよ。
カニの”ふんどし”も”ガニ”も自分で取らなくて
いいので助かりました。
- カニのボイル
-
- 焼きガニ
よく見かける風景は、一人用のコンロで自分で焼くやつ。
でも『小さな白い花』では焼いたのを持ってきてくれました。
焼きむらの心配もなく安心して食べられました。
難を言えばもう少し焼き目をつけてほしかった・・・
- 焼きガニ
-
- イタリアン風カニ鍋
カニすきよりもいいかもしれません!
とにかくソースが美味かった。
- イタリアン風カニ鍋
-
- カニ身入り茶碗蒸し
文句なく美味い
- カニ身入り茶碗蒸し
-
- カニの天ぷら
美味いんだけど、そろそろ限界に近い感じ
- カニの天ぷら
-
- カニ鍋の雑炊orリゾット
一人お椀一杯分ずつです。お宿で作って持ってきてくれます。
よくあるのは、カニすき鍋でド~ンと作るやつ!アレって
余ってもったいないなぁと思うんですが、たらふくカニを
食べたアトに一人一杯ずつってちょうどいい量です。
いや、お腹パンパンなところに詰め込む感じですが^^4,5人で行ってもバラバラに作っていただけるので、助かります。
是非リゾットも試してください。
もう、チーズとカニって完全に別腹になりますから!
- カニ鍋の雑炊orリゾット
-
- シャーベット
ホッとする瞬間でした^^
- シャーベット
ドッグランのある風景とホテル全容
私が愛犬のイタグレとよく訪れるのは、渡鹿野島の民宿です。そこはペットと同室で泊まることができます^^
『小さな白い花』さんでは、同室での泊まりというのは
無理ですが、ワンちゃんホテルにはエアコン完備ですし、
何よりも広大なドッグランが素晴らしいですね。

暖かくなったら考えることにします。
イタグレは寒さに弱いので、エアコン完備でもちょっと心配ですので。
ペットと泊まれるオシャレ宿って、探すのに苦労するんです。
先ほどの渡鹿野島の民宿はもっぱら料理目的です。
決してオシャレではありません^^
ですので、愛犬との旅行で、オシャレ宿をお探しなら
『小さな白い花』さんはピッタリだと思います。

オシャレな表玄関

離湖に面した裏手の光景

離湖の風景
もしも、あなたがバイキング派で、小さなお子さんとの家族旅行を考えるのでしたらおすすめはここです。
とにかくお子さんがメッチャ喜ぶこと間違いなしですよ。
⇒ホテルグリーンプラザ東条湖のバイキングは最高です。東条湖おもちゃ王国から至近のホテル!
とにかくお子さんがメッチャ喜ぶこと間違いなしですよ。
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朝食もボリューム大!朝からハイテンション
チェックインのときに朝食を和食か洋食に決めておきます。
全員和食、なんて合わせる必要はありません。
もちろん、一人ひとり和食・洋食と選択できます。

和食です。

このお釜でご飯が炊いてありました。

洋食もかなりのボリュームです。
チェックインのときに、『小さな白い花』の方が、
「おすすめは洋食です」と仰っていました。
ジュースやジャムは全部自家製だそうです。
写真ではよくわかりませんが、オムレツの下の
ベーコンがけっこう分厚いんです。
スキーでペンションに行ったときに出るような
ペラペラベーコンではありませんよ。
分厚いベーコンを噛みしめて本当に幸せでした。
私は和食を頼み、朝からご飯3杯食べて
妻と娘の洋食の残りもたいらげてお腹が膨れました。
『小さな白い花』さんの夕食はもちろんですが、
朝食がこんなにお勧めのお宿って・・・
お値打ち朝食のお宿はけっこう稀なのではないでしょうか。
さいごに
夕食が大満足で、朝食もお勧めできます。景色が抜群で、温泉も堪能できます。
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『小さな白い花』さんは佳松苑グループなんですね。

一度は行ってみたいと思っている本家の夕日ヶ浦温泉 佳松苑です。
夕日ヶ浦温泉の一望館も夕日ヶ浦を訪れるとよく目にしますよね。
今回は一望館もあたってみたのですが、やはり満室でした^^
でも、『小さな白い花』さんを知ることができて満足です。
リピ決定です。
年に数回でいいからカニ旅行に行きたいと思います。
だいたい年に1回だけですから。