小児科医から教わる!ノロウイルスの症状と期間とは!?

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冬になると幼稚園、保育園のママから聞く「ノロウイルス」!!




「ノロウイルス」って何??と

初めて聞いたママはいませんか?



「胃腸炎」「感染力が強い」など
断片的にしか理解していないママもしっかり理解して
感染、二次感染しないよう備えましょう!


ノロウイルスの症状は?




ノロウイルスとは
毎年、とくに冬に流行する「感染性胃腸炎」です。



またその原因、感染力の強さから
「ウイルス性食中毒の代表」とも呼ばれています。





なぜ冬に「ノロウイルス」による食中毒が
多く発生するのでしょうか?



それは、感染源のひとつになっている食用の生牡蠣が
冬に出まわることが影響しています。



また、牡蠣以外にもハマグリ、アサリなどからも
感染の報告があります。



ノロウイルスは
1mmの35~40万分の1程度の大きさと
とても小さいため「手」や「爪の間」などに付着し
「経口感染」を起こしやすいのが特徴です。





さらに、ノロウイルスはなかなか死滅しにくく
「塩素」や「熱」に対して、比較的強い耐性をもっています!
ですから、水道水で洗う程度では
ほとんど死滅しません!


60度程度で30分以上加熱しても
死滅しないというデータもあります。




そして、子供がノロウイルスに感染して
おう吐した時の処理や
座薬を挿入する時の接触で
大人が二次感染するケースが数多く報告されています。



感染を防ぐためには
帰宅後、そして食事の前に
除菌力の高い「石鹸」や「ハンドソープ」で
手と爪の間を、十分に洗いましょう。



可能であれば
除菌スプレー(次亜塩酸ナトリウム系)で
子供が口に入れる小物や
部屋を除菌して下さい。





では、ノロウイルスの症状について
日本小児学会の資料を元にかんたんに紹介していきましょう。
主症状は、嘔吐と下痢。
多くは 1~3 日で治りますが、脱水症状を合併します。
初期症状としては
ほとんどの場合38度以下の微熱から始まります。そして徐々に、チクチクとした腹痛が始ります。
その他
ノロウイルスを始めとする食中毒の症状には
以下のようなものがあります。
【主な症状】

38度以下の微熱

吐き気

おう吐

腹痛(チクチクとした痛み)

下痢

おう吐、下痢症などによる脱水症状





大人がノロウイルスに感染した場合は
微熱やおう吐、下痢、腹痛などの症状は同じですが
体力があるため 1、2日程度と症状は早めに回復します。

ですが症状の重症度は
大人の方が強く感じられるケースが多いようです。


ノロウイルスの期間は?




ノロウイルスは、感染後症状が出るまでに
1日~2日の潜伏期間があります。



その後
発症して2~3日で症状は改善されます。

まだ症状が出ていない潜伏期間中には
2次感染する可能性は低いと言われています。

ただし、感染して発症していない人からでも
感染することがあるので油断大敵です!







そして、このノロウイルスが1番怖い点は
症状が改善してから最低でも1週間は
他人に感染させてしまう可能性が大きい
と言う点です!



そしてなんと、

その後も発症してから1ヶ月程度
体内のノロウイルスが
体外に排出する期間が続きます。

そのため
ノロウイルスの症状が治まったとしても
便の中にウイルスがいる
ということを決して忘れないで下さい!



ご存知の通り
感染力が強く、毎年流行する感染病には、

「出席停止期間」が定められています。
もし子供がノロウイルスに感染した場合は
「欠席」ではなく「出席停止」扱いになるりますので
登園、登校をさせることはできません。

出席停止期間は、園や学校へ確認して下さい。


まとめ

ノロウイルスの症状と期間についてご紹介しました。

ノロウイルスに特効薬はありません!

脱水症状に注意して数日休み、
ウイルスが体内からなくなれば症状は改善されます。

最後に

私の知人で、ノロウイルスの感染に気づかず

誤って「下痢止め薬」を飲んでしまった人がいました。



お気づきだと思いますが
いつまでもウイルスが体外に出ることなく

回復までにとても長くかかったと聞いています。



皆さんはノロウイルスの症状では?

という時には「自己判断」せず
すぐに病院で受診して下さい。

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